皆さんおはようございます!夫婦橋鍼灸院の小嶋です。
だんだんと寒い日が多くなってきましたね。
風邪などひかぬよう、ご自愛ください。
今回は肩こりのお話しです。
「血圧と肩こりに関係なんてあるの?」そう思われる方も多いのではないでしょうか?
低血圧、高血圧どちらの方でも、肩こりを訴えられることが多くあります。
低血圧の方の場合、手足の冷え、立ちくらみ、肩こり、倦怠感などを訴えられます。それらに共通しているのは、血流があまりよくないために起こるという点です。
では、高血圧が肩こりと関係あるのでしょうか?
高血圧の方の場合、めまい、肩こり、頭痛、動悸などを訴えることがあります。これらも血流と関係した症状が少なくありません。
高血圧にはいくつかの原因があるので一概には言えませんが、例えば加齢などが原因で動脈硬化を起こすと、血管が狭くなって血流障害が生じ、血圧も高くなります。
また、精神的なストレスでも、交感神経の働きなどで血管が収縮し狭くなることで、血圧が高くなります。
そのため慢性的なストレスは、高血圧を引き起こしやすいと言われています。
こうした動脈硬化やストレスなど、高血圧と関係の深いものと肩こりとの因果関係は未だしっかりと証明されていません。
しかし、どちらも血流の悪化をともなう点は共通しており、そのために肩こりを併発しやすいと考えられています。
ここで注意して頂きたいのは、「肩こり=低血圧・高血圧」ではないという点です。
肩こりがあるからといって、そこまで血圧を気にしすぎることはないと言うことです。
しかし、以前より肩こりがひどくなった場合や、突然肩こりが始まったという場合には、一度血圧測定をしてみるのも良いかもしれません。
それが低血圧・高血圧の早期発見や、肩こりの治療につながるかもしれません。
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